「18きっぷで行く飯田線、超秘境駅で途中下車して走破ツアー2010」レポ
ということで、先週末に行ってきました小旅行レポートでございます。
完全自己満足レポです、、、お時間がございましたらご覧下さいませ(爆)
今回も18きっぷ使用による旅
有効が1日ということで制約の中での計画でございました。
一日のみ、利用できるのが普通列車だけ・・・
この条件であると、行ける範囲が決まってしまうんですよね。
何とかして18きっぷスタート地点を離れたところに設定したいのです。
そんなことを思いながら時刻表と格闘していると夜行バスの存在を発見!!
比較的安価で中長距離の路線も多い、しかも夜行便もある!!
前のりで距離を稼ぐにはうってつけですね。
詳しく調べてみると名古屋方面で途中、豊橋に早朝につく便を発見
早速豊橋からの行程を計画すると飯田線を走破してその日のうちに地元に戻れます!
旅のスタートは土曜の夜、東京駅前
夜行バスに乗り込み一路、東名高速で名古屋方面へ向います。
実は夜行バスの利用は初めてだったのですが列車には劣りますが車内環境も上々・・・
途中SAでの休憩も頻繁にあるので休みながらゆっくりできます。
熟睡はできませんでしたが、リクライニングでゆっくりしているとアナウンス・・・
「まもなく豊橋駅到着いたします・・・」
翌朝4時50分 豊橋駅前に無事到着です。 まだ、夜が明けていない豊橋駅前の様子
始発列車に充分に間に合いますね。
駅前のコンビ二で食料と飲み物を調達して駅に向います。
豊橋駅で18きっぷに検印してもらい早速飯田線ホームへ・・・ 飯田線始発天竜峡駅に乗り込み最初のチェックポイント「小和田駅」を目指します。 飯田線は愛知県は豊橋と長野県は辰野駅を結ぶ約200キロもあるローカル線
鈍行で走破すると何と6時間もかかります(汗)
鉄道ファンにはたまらない路線でございます。
119系2両編成のかわいい車両は順調に走行
夜明けとともに、だんだんと車窓からの景色が山深くなってきます。。
約2時間ほどで最初の目的地「小和田駅」に到着!!
下車したのは私だけ(汗)
お世話になった119系を見送ります・・・
行ってしまいました・・・
毎回思いますが、この取り残された感がたまりません(笑) 列車が出ると、静寂に包囲されます。
ご覧のように山間にある駅であり、肌に突き刺さる寒さが孤独感をさらに強めます。
小和田駅は秘境駅好きの方には有名な駅で、私も是非訪問して見たかった駅の一つです。
何がすごいがというと先ずはその駅の立地です。 ご覧のように愛知、長野、静岡の三県境にあり、駅の両端はトンネルに挟まれています。
県境というのは、山脈や河川など人の往来が難しいところに線引きがされていることが多いです。
その県境が3つ集まったところの駅ですから、どれだけ辺境の駅かがわかると思います。
外から駅に向うには車は勿論、自転車でも到達が難しいのです。
近隣の民家は一軒だけで、郵便配達も列車で行っているとのこと。。。すごいです。 そして、ホームにはこんな標柱も・・・
音は異なりますが、駅名が皇太子妃雅子様の旧姓と同名ということで「恋成就駅」とされています。
御成婚当時は観光客で賑わったそうです。
国分も今年は「婚活」がんばりますです(汗)
さて、次の列車まで2時間ありますので恒例の駅散策です。
この駅は駅舎も魅力があります。 ご覧のように見事な伝統的木造駅舎!
駅舎内はこちら 有人駅当時の面影を残すたたずまい、、、渋いです
天竜川の治水工事、ダム建設による集落の水没を経ているこの地域
駅は地域の歴史を現在になっても静かに伝え続けています。 駅車内には訪れた人が思いを残せるように駅ノートが配置されています。
ボランティアの方により製本もされ管理されています。
読んでみると多方面からこの駅に訪れていることがわかります。
国分も記念に書き込みました。
駅好きベーシストとしてCichla temensisのサインも記入(爆)
もし、この駅に訪れることがありましたら、覗いてみてください(笑)
続いて駅前散策
これが駅前の様子。圧倒されます!!
マクドナルドはもちろん、カラオケ館もありません(当たり前です)
誰もいません、天竜川の流音と山鳥の鳴き声が心に響きます・・・
散策道があったので進んでみます。
降雪は無かったですが、残雪と寒さによる凍結もあったので慎重に足を進めます。 坂を下って駅を見上げるとこんな感じです。
山にへばりついたすごい場所にあることがわかりますね。
さらに周辺を散策してみます。 集落までは1時間、高瀬橋まで25分 廃墟、そしてオート三輪!!
廃墟は何かの工場の跡の様です。
この駅にも人の営みがあり、外からも道が続いていたことを物語っています。
時間が止まった不思議な空間でした。
さらに行けるところまで散策を進めます。 画像では道が整備されているように見えますが結構険しく、残雪もあり、路面も凍結箇所も多数
滑落すれば天竜川に向かって急な斜面を落下し確実に命を落とすでしょう(汗)
本当は、高瀬橋まで行きたかったのですが、安全のため勇気ある撤退をしました
(単に疲れただけという噂も・・・)
※しかし冗談抜きで結構危険箇所も多いので、訪れる際には充分に注意してください。 散策中に上を見上げると線路が・・・
一見、廃線跡に思われますが、さっき乗ってきた飯田線の線路です。
本当にすごいところに線路が通っていること気付きます。 画像は散策道から天竜川を望んだ景色です。
YESのロジャー・ディーンのジャケットみたいでした
歴史の重みを感じられる異空間
神々しい雰囲気に溢れたパワースポットです。
駅に戻り奥にある神社にて初詣をしましてこの駅ともお別れです。
時刻表を確認すると中部天竜行きの列車が来ることを確認。
ホームに出て列車を待ちます。 一度豊橋方面に戻り、途中の待ち合わせで天竜峡行きに乗り換えます。
飯田線は天竜川に沿いながら長野県に入り、11時58分「天竜峡駅」に到着 ここより先、辰野方面の列車まで1時間ほどあるので散策とお食事です!
駅名の通り、駅からすぐのところに名勝天竜峡が望めます。 そして、川沿いのおそば屋へ入店。
「山菜の天ぷらそばありますか?」とたずねると「じゃあ山菜揚げますね」と・・・
裏メニュー、しかも野沢菜の漬物もサービスしてくださいました~
温まりましたね、ご馳走様でした!
さて時間も丁度よくなりましたので駅へ。
13時02分発茅野行きの飯田線普通列車に乗り込みます。 快晴の日曜日、太陽の光を感じながらゆっくりと流れる車窓からの景色を眺める・・・
最高のひと時ですね。
2両編成の列車はゆっくりと走り、飯田駅、伊那市駅を経て中央本線に接続
岡谷、上諏訪を経て約2時間半で終点茅野駅に到着 茅野駅にてお土産を調達していよいよ帰路でござます。
ここからは中央本線をひたすら走ります。
小淵沢、甲府、八王子を経由して東京のはずれに戻ってまいりました!
今回の旅も強行軍ながらイベントてんこ盛りで充実したものとなりました。
小和田駅は予想以上の厳かな雰囲気に圧倒、、、パワー補給できましたね。
今度は違う季節に訪れようと思います。
夜行バス前乗りは、少々疲れますが、距離をかせいで始発をキャッチできるので良いですね。
次回小旅行は春シーズンになります。さて何線に乗ろうかな~
完全自己満足レポです、、、お時間がございましたらご覧下さいませ(爆)
今回も18きっぷ使用による旅
有効が1日ということで制約の中での計画でございました。
一日のみ、利用できるのが普通列車だけ・・・
この条件であると、行ける範囲が決まってしまうんですよね。
何とかして18きっぷスタート地点を離れたところに設定したいのです。
そんなことを思いながら時刻表と格闘していると夜行バスの存在を発見!!
比較的安価で中長距離の路線も多い、しかも夜行便もある!!
前のりで距離を稼ぐにはうってつけですね。
詳しく調べてみると名古屋方面で途中、豊橋に早朝につく便を発見
早速豊橋からの行程を計画すると飯田線を走破してその日のうちに地元に戻れます!
旅のスタートは土曜の夜、東京駅前
夜行バスに乗り込み一路、東名高速で名古屋方面へ向います。
実は夜行バスの利用は初めてだったのですが列車には劣りますが車内環境も上々・・・
途中SAでの休憩も頻繁にあるので休みながらゆっくりできます。
熟睡はできませんでしたが、リクライニングでゆっくりしているとアナウンス・・・
「まもなく豊橋駅到着いたします・・・」
翌朝4時50分 豊橋駅前に無事到着です。
始発列車に充分に間に合いますね。
駅前のコンビ二で食料と飲み物を調達して駅に向います。
豊橋駅で18きっぷに検印してもらい早速飯田線ホームへ・・・
鈍行で走破すると何と6時間もかかります(汗)
鉄道ファンにはたまらない路線でございます。
119系2両編成のかわいい車両は順調に走行
夜明けとともに、だんだんと車窓からの景色が山深くなってきます。。
約2時間ほどで最初の目的地「小和田駅」に到着!!
下車したのは私だけ(汗)
お世話になった119系を見送ります・・・
行ってしまいました・・・
毎回思いますが、この取り残された感がたまりません(笑)
ご覧のように山間にある駅であり、肌に突き刺さる寒さが孤独感をさらに強めます。
小和田駅は秘境駅好きの方には有名な駅で、私も是非訪問して見たかった駅の一つです。
何がすごいがというと先ずはその駅の立地です。
県境というのは、山脈や河川など人の往来が難しいところに線引きがされていることが多いです。
その県境が3つ集まったところの駅ですから、どれだけ辺境の駅かがわかると思います。
外から駅に向うには車は勿論、自転車でも到達が難しいのです。
近隣の民家は一軒だけで、郵便配達も列車で行っているとのこと。。。すごいです。
音は異なりますが、駅名が皇太子妃雅子様の旧姓と同名ということで「恋成就駅」とされています。
御成婚当時は観光客で賑わったそうです。
国分も今年は「婚活」がんばりますです(汗)
さて、次の列車まで2時間ありますので恒例の駅散策です。
この駅は駅舎も魅力があります。
駅舎内はこちら
天竜川の治水工事、ダム建設による集落の水没を経ているこの地域
駅は地域の歴史を現在になっても静かに伝え続けています。
ボランティアの方により製本もされ管理されています。
読んでみると多方面からこの駅に訪れていることがわかります。
国分も記念に書き込みました。
駅好きベーシストとしてCichla temensisのサインも記入(爆)
もし、この駅に訪れることがありましたら、覗いてみてください(笑)
続いて駅前散策
マクドナルドはもちろん、カラオケ館もありません(当たり前です)
誰もいません、天竜川の流音と山鳥の鳴き声が心に響きます・・・
散策道があったので進んでみます。
降雪は無かったですが、残雪と寒さによる凍結もあったので慎重に足を進めます。
山にへばりついたすごい場所にあることがわかりますね。
さらに周辺を散策してみます。
廃墟は何かの工場の跡の様です。
この駅にも人の営みがあり、外からも道が続いていたことを物語っています。
時間が止まった不思議な空間でした。
さらに行けるところまで散策を進めます。
滑落すれば天竜川に向かって急な斜面を落下し確実に命を落とすでしょう(汗)
本当は、高瀬橋まで行きたかったのですが、安全のため勇気ある撤退をしました
(単に疲れただけという噂も・・・)
※しかし冗談抜きで結構危険箇所も多いので、訪れる際には充分に注意してください。
一見、廃線跡に思われますが、さっき乗ってきた飯田線の線路です。
本当にすごいところに線路が通っていること気付きます。
YESのロジャー・ディーンのジャケットみたいでした
歴史の重みを感じられる異空間
神々しい雰囲気に溢れたパワースポットです。
駅に戻り奥にある神社にて初詣をしましてこの駅ともお別れです。
時刻表を確認すると中部天竜行きの列車が来ることを確認。
ホームに出て列車を待ちます。
飯田線は天竜川に沿いながら長野県に入り、11時58分「天竜峡駅」に到着
駅名の通り、駅からすぐのところに名勝天竜峡が望めます。
「山菜の天ぷらそばありますか?」とたずねると「じゃあ山菜揚げますね」と・・・
温まりましたね、ご馳走様でした!
さて時間も丁度よくなりましたので駅へ。
13時02分発茅野行きの飯田線普通列車に乗り込みます。
最高のひと時ですね。
2両編成の列車はゆっくりと走り、飯田駅、伊那市駅を経て中央本線に接続
岡谷、上諏訪を経て約2時間半で終点茅野駅に到着
ここからは中央本線をひたすら走ります。
小淵沢、甲府、八王子を経由して東京のはずれに戻ってまいりました!
今回の旅も強行軍ながらイベントてんこ盛りで充実したものとなりました。
小和田駅は予想以上の厳かな雰囲気に圧倒、、、パワー補給できましたね。
今度は違う季節に訪れようと思います。
夜行バス前乗りは、少々疲れますが、距離をかせいで始発をキャッチできるので良いですね。
次回小旅行は春シーズンになります。さて何線に乗ろうかな~
by kokubu-takumi-5
| 2010-01-19 23:29
| ◆旅レポート◆