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(遅くなりましたが)小旅行レポ

記録として残している旅レポ。
まとまった時間がとれず書けていませんでした(泣)
忘れないうちに残しておきます(笑)
お時間ありましたらご覧くださいませ~

今回の旅はJR東日本の「土日きっぷ」を利用
土曜の夜から夜行前乗りで出かけ一日を存分に使用しました。
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出発は上野駅、23時33分発の金沢行き急行「能登」号利用です。
実は私は電光表示板マニアで画像のように近郊列車のなかに「金沢行き」という表示が現れるだけで涙がでます(大袈裟か)
多くの人が行き交う上野駅、そんな中で表示板の前で立ちどまり感慨に耽って写真を撮っている私は不審者であったに違いありません(笑)

23時を過ぎると16番線に「まもなく急行能登、金沢行きが入線します♪」とのアナウンスが・・・
胸が高鳴りますね~
ビールとおつまみを購入し16番ホームへ・・・
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ゆっくりと古い巨体が入線してきました!
耐用年数は大丈夫か?と思うぐらい年季の入った国鉄色489系でございます。
いや~かっこいい!
日本海の荒波を表現した特大ヘッドマークを誇らしげに掲げています。
まゆ毛がチャーミングですよね?(笑)
早速乗り込みす。
指定席を押さえてあるので、指定された席へ・・・
土曜日ということで上野の時点で約6割ほどの乗車率です。
終電の代わりにこの列車で近郊駅まで帰る人、東京観光を終え金沢へ帰省する人、これから金沢方面へ観光に行く人、鉄道マニアな人(私?)など様々な人が乗り込んでいる模様です。
列車は定刻通り石川県は金沢へ向け出発!
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列車は上野をでると、さすが急行、川口、浦和どんどん駅を通過していきます。
夜の車窓を眺めながら、ビールとおつまみをいただきます!
この瞬間も最高ですね~
車窓から見えるホームでは、飲み会帰りの若者グループ、酔って上機嫌なサラリーマン、別れを惜しむアベック(死語)
など様々な人間模様が見られます。
普段よく見る何気ない光景も、夜行列車の窓というフィルターを通して見ると、何だか別世界の模様に感じてしまうのが不思議ですね~
列車は大宮、熊谷と停車し日付が変わり1時1分に群馬県は高崎駅に滑り込みます。
高崎を過ぎると車内は減光され、車内アナウンスも無くなります。
減光されると夜行列車だな~と感じますね・・・
高崎を出ると次は私の下車駅、新潟県は直江津駅までノンストップ運転。
朝早かったのでうとうと・・・眠ってしまいました。
灯かりで目が覚めると、新潟県は越後湯沢駅で運転停車中でした。
暗くてよく見えませんでしたが、外は大雪模様です。
このまま寝ると絶対に乗り過ごすと思い洗面所で顔を洗いサッパリし闇に包まれる新潟の車窓を眺めながらゆっくり過ごしました。
夜が明けていない4時13分に直江津駅到着、無事に下車しました~
(しかし車内アナウンス無いので、しっかり時間みとかないと降り過ごしますよ)
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夜明け前の直江津駅、日本海に近い駅ということで海風が気持ちよかったです。
次の列車は5時56分に到着予定、大阪からやってくる夜行急行「きたぐに」号です。
しばし待合室で暖を取り待ちます。
待合室では信越線の長野方面への始発列車を待つ方々が多かったように思います。
私も信越線ですが、反対側、新潟駅めざして来た道を戻るのです。
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5時56分、定刻通り急行「きたぐに」号新潟行きが入線してきました。
マニアならご存知かと思いますが、この列車定期列車としては唯一583系を使用しており、普通車、グリーン車の他、B寝台車、A寝台車を連結している、珍しい列車でございます。
私はリッチにグリーン車利用です。
早速車内へ・・・
初めての583系!感激です。年季が入っていますが、重厚感があります。
左の写真はB寝台です。
今どき3段寝台を見られるのは貴重ですね~
しかし狭すぎます。
最近のヤングが乗ったら度肝を抜かれると思います(笑)座ることもできない狭さ!
私が乗車したのは右側のグリーン車です。他に一人しか乗っておらず、貸切状態!
寝台車仕様のため天井が高い高い。。。快適でございました。
さらに車掌さんが「今日はもう人乗ってこないので、一人で4席使って足伸ばしていいですよ・・・」とのありがたいお言葉
車掌さん自らが椅子の方向を変えてくださりありがとうございました!
さすがJR西日本(大阪車掌区)サービス精神満点やね(笑)
グリーン席4席というビップ待遇で勿論ゆっくり、ぐっすり睡眠・・・
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目が覚めると車窓には夜明けの日本海が!感激です。
果てしない水平線、空と雲、目の前には荒波が迫ります。
線路が海の近くに迫る区間もあり迫力満点です。
感激しているうちに柏崎を経て新津と内陸に入り終点新潟駅に8時30分に定刻到着。
ゆくっりしていられません。
3分の連絡で今度は、白新線経由、羽越線長距離特急「いなほ1号」秋田行きに乗り込みます。
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アコモデーションされた485系は車体も綺麗、車内もシートなどがチェンジされており清潔感があります。
この列車で途中の山形県は酒田駅を目指します。
車内は新潟から鶴岡や秋田へ向かう方々でほぼ満席。
新幹線が通っていない羽越ラインはこのような特急が大切な足になっているのだと感じます。
車内販売もあります。
特急だな~と感じる光景ですね。
私もホットコーヒーを購入
日本海側を走る羽越線、左の車窓には見事な日本海!
右の車窓は山沿いになり雪景色が広がります。素晴らしいコントラストの車窓を眺めながらのホットコーヒーは格別ですね~
列車はあつみ温泉、鶴岡、余目と停車し10時46分に山形県は酒田駅に到着!
私はここで下車。
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山形県内の主要都市ということで立派な駅舎です。
今度は酒田よりローカル線陸羽西線で山を越え奥羽線は新庄を目指します。
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11時43分発、陸羽西線新庄行きに乗り込みます。
キハ110系2両編成でございます。
キハですからもちろん、ディーゼルカーです。
陸羽西線は別名「奥の細道 最上川ライン」といわれており、その名のとおり最上川に沿って山間部を進んでいきます。

酒田は快晴でしたが、山に入るとともに雲に覆われ雪も降ってきました。
写真は途中駅の津谷駅です。駅標まで積雪が・・・
自然の雄大さを実感しましたね~
列車は山を避けるようにゆっくりと蛇行しながら進み、12時49分に定刻通り奥羽本線、新庄駅に滑り込みました。

ここから今度は陸羽東線に乗り換えでさらに山を越え宮城県に向かいます。
5分の連絡で陸羽東線普通、鳴子温泉行きに乗り込みます。
陸羽東線は別名「奥の細道 湯けむりライン」という名で山形~宮城の温泉地をめぐりながら古川、東北本線の小牛田駅まで走ります。
雪の舞う中ディーゼルカーはゆっくりと山間を進みます。
終点鳴子温泉13時58分到着。
ここで途中下車。
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宮城県大崎市にある鳴子温泉は東北屈指の温泉郷であり、この日は日曜日ということで結構な賑わいを見せておりました。
陸羽東線はこの鳴子温泉を境にして南北分離の運行形態をとっております。
写真のように、駅内での相互折り返しを見ることができます。
ディーゼルカーの折り返し運転・・マニアなら涙ものですよね。
グオングオン・・・・とエンジンを高鳴らせながら待機する様は大迫力!
私もしばらくホームたたずみ弧線橋から列車達を眺めておりました。
温泉街ということで、硫黄の独特な匂いがホームまで届いてきます。
さて、お楽しみの入浴とお食事でございます。

駅前から続く温泉街を散策すると温泉宿がたくさん。どこに行くか迷ってしまいます。
「8階露天」という文句にそそられ、「ますや」という宿で日帰り温泉をお願いしました。
ご覧のように雪山を見ながらの露天風呂は最高です。
旅の疲れが吹っ飛びますね。
ベースのサムピッキングのし過ぎで傷ついていた右親指の傷も癒えました(笑)極楽極楽。。。
温泉の後は勿論、楽しみの食事でございます!
朝からしっかりと食べていなかったので、お腹ペコペコ
街をぶらついていると「山菜そば」なる看板を発見!入店してしまいました。
もちろん山菜そばを注文。
ご覧のように、そばが見えないくらい山菜がたっぷり!
東京から来たことを告げると、お店の人がしめじの天ぷらをサービスしてくれました!感謝。。。
美味しかったです。温まりましたね~
ごちそうさまでした!
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お腹も満足ということで、鳴子温泉とお別れです。たった2時間ほどの滞在でしたが、とても雰囲気が良く充実した時間を過ごせました。
これからは帰路、鳴子温泉駅から陸羽東線で古川駅を目指します。
古川駅に16時50分着、ここからは東北新幹線に乗り換えです。
古川駅18時05分発、東京行き「やまびこ64号」で大宮を目指します。
新幹線内では、適度な揺れと車内案内メロディーを子守唄に爆睡!
仙台から宇都宮までの記憶がありません(笑)気持ちよかったです。
新幹線は無事に大宮駅に19時58分に到着。
埼京線、武蔵野線と乗り継ぎ自宅まで戻ってまいりました・・・

今回は「土日きっぷ」というありがたい切符のおかげでとても充実した内容となりました。
移動距離を稼げることは勿論、途中に特急が乗り放題というのは魅力で、うまく組み合わせれば一日でも多くの場所を周ることができますね。また、毎回鬼門となる疲労最高潮の帰路で新幹線が利用できるのは非常にありがたいですね。これで基本料金18000円はお得過ぎます!
収穫としては訪ずれた鳴子温泉は雰囲気がとてもよく、ぜひまた行きたいと思います。
皆様も機会があれば行ってみてくださいね♪

次回はまた土日きっぷを使用して、エリア内新幹線全線走破!常磐線で仙台まで走破!房総半島一周(または二周)篠ノ井線、飯田線あたりを攻めてみるのも良いかも・・・
計画だけはいっぱい立てておきま~す(笑)
by kokubu-takumi-5 | 2008-03-07 01:13 | ◆旅レポート◆


旅好きベーシスト国分巧


by kokubu-takumi-5

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