米坂線に乗って、米沢牛堪能旅行レポ

時間の都合上、空いているのが1日ということで青春18きっぷを使用した強行軍プランです。
羽越~東北の列車たち、初春の大自然と食を堪能、詳細は以下の通り。

平成19年3月25日(日)
新宿発23時09分発新潟行 夜行快速「ムーンライトえちご号」乗車
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前回の旅と同様に前乗り長距離列車は快速「ムーンライトえちご」を使用
今回は国鉄色の485系、かなり渋いですね~
春休みシーズンということで鉄ちゃんのほか一般の帰省とも思われる方も多く見受けられました。
また、6号車は女性専用車両、安心して長距離旅行ができるということで、女性客も多くいらっしゃったのも印象的でした。
本日の便は満席とのことです。
例によって、駅でかわき物とビールなどを購入し1号車に乗り込みます。
並走する山手線の影響で新宿駅を2分遅れで出発、池袋に停車し乗客をひろいます。
電車は高崎線を北上し大宮までノンストップ
日曜夜の少し寂しげな首都圏の移りゆく夜の景色を眺めながらビールをいただきます。
この瞬間もたまりません・・・疲れが吹き飛びますね~
大宮到着時点では遅れは取り戻され、電車は次停車駅、群馬県高崎駅までノンストップ(特急並です!)
年季を感じさせない485系の走りに感動ですね。
まだまだ現役いけます。

日付が変わり3月26日 0時47分 高崎駅到着
この駅で上野からの急行「能登」金沢行を先に通すために30分弱停車します。
静まり返った高崎駅構内の雰囲気もよいですね。
1時5分ごろ急行能登が高崎駅に滑り込んできました。
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国鉄色489系(ボンネット)と485系が並んで停車!!!
JRのサービスとしか思えません!(一般の方には何がすごいのか分からないと思いますが・・・)
ジャイアンツで例えるなら、鹿取と山倉の黄金バッテリーが現在に復活という感じです(余計分かりにくいか)
夢の共演もつかの間、1時8分に急行能登は金沢に向かい出発。

13分私達は新潟へと再出発です。
上越線を北上、私もこの辺で眠気に襲われ、うとうと・・・
灯りで気がつくと、長岡駅に停車中でした。
いつのまにか新潟県に入ったのですね。
電車はこの先、見附、東三条、加茂、新津に停車、乗客を少しずつおろし、定刻通り4時51分に新潟駅4番ホームに到着。
余韻に浸っている時間もありません、次列車乗換連絡時間4分間
となりのホームに停車中の快速列車に飛び乗ります。

新潟発4時55分村上行 白新線羽越線 快速列車3921M
新潟から白新線で新発田、新発田より羽越本線に入り途中の坂町を目指します。
車両は新型近郊車両E127系ロングシート、新型車両ということで加速もよく、スピードをぐんぐんあげ夜明け前の白新線を激走
羽越本線に入ると辺りが少しずつ色づいてきます。
この夜明けシーンを現地で拝めるのも夜行列車旅行の醍醐味ですね~
5時35分に夜が明けきっていない坂町駅に到着。
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次列車、米坂線始発列車まで1時間30分ほどあるので駅前を散策です。
人影が全く無い地方の駅前をぶらぶらと歩くのが個人的には大好き。
駅から歩いて10分ほど歩くと国道沿いにコンビニを発見!
少しお腹も空いてきたのでお店に吸い込まれます。
お客は私一人、貸切です。
店で商品を見ていると、店員のおばちゃんが「米坂線乗りに来たんかい?」と一言。
「どうして分かったんですか」とお答えすると「雰囲気みれば分かるわ~」とのこと。
そんなに米坂線乗りたいオーラ出てるかな???と疑問に思いながらも、時間もあるのでおばちゃんと会話
平日だったのであまりいませんでしたが、週末、このコンビニに旅人がたくさん立ち寄るとのこと(なるほど、この時間、確かにここしかお店やっていないし)・・・
最寄の温泉のことや、今年の雪不足のことなどを教えてくれました。
地元の方との交流も鉄道旅行の醍醐味です。
軽食を調達し坂町駅に戻ります。
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写真は坂町駅の待合室。
3月末とはいえ新潟の朝は寒い、ストーブはありがたいどす。
待合室で暖をとります。
待っていると新潟駅方面に向かう高校生やスーツ姿の会社員の方々が多く見受けられました。
そうだ月曜日の朝なんだと妙に納得・・・
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時刻表は一日のもの。一日に6本だけの運転(少!)・・・
山手線朝は1時間に20本以上も運行するので、これだけみてもいかにローカルかが分かりますね。
私は7時12分発の米坂線始発列車に乗ります。
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坂町発7時12分米沢行 米坂線普通列車1128D
米坂線は坂町から米沢を結ぶ路線、新潟から山間を縫って、越え山形県へ入るルートですね。
もちろん電化されていませんので気動車での運転
この日はキハ52とキハ47新潟色の2両編成
やはりディーゼルカーは渋くてかっこよいですね~
列車はエンジン音を誇らしげに鳴らしながら、坂町駅を出発。
天気も回復し快晴!気持ちよいです。
列車は山間を縫いながら高度を上げていきます。
雪は平野では積もっていませんでしたが、山に入ると少ないとはいえ、まだまだ雪深かったです。
急勾配と急カーブが続く路線なので、列車の速度がかなり遅い(自転車並みのところも)、かなりのんきに走ります。
まあ先を急ぐ旅ではないので・・・

山を越え9時01分山形県の今泉駅に到着
車掌より「この駅で30分ほど停車します」とのアナウンスが・・・
おい30分って、サ○エさんなら三話鑑賞できてしまうぞ!
と軽く突っ込みを入れながら、ゆっくりと発車を待ちます。
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写真はその駅で撮影、奥に写っている山を縫ってきたのですね~
しかしよい天気です。
空気も澄んでいて気持ちよいどす・・・
列車は米沢へ向け出発
平野部を順調に走行、定刻通り10時00分に終点米沢駅に到着。
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上杉謙信の城下町として栄えた米沢
山形県南の代表都市であり、現在では山形新幹線の開業で観光客も増加
この日も平日ながら多くの観光客で駅は賑わっておりました。
米沢といったら、そう米沢牛ですよね~
早速堪能しようとしますが、まだ10時、お店まだ空いていません(泣)
ということで、駅で観光マップをいただき、散策です。
さすが米沢、駅前から通り沿いにたくさんの米沢牛専門店が立ち並んでいます。
駅前の大通りを10分ほど進んでいくと最上川に出会います。
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河川敷まで降りて、ゆったりとした川の流れを堪能、癒されますね~
芝生に横になっているとよい気持ちになり、うとうと・・・
そんなことをしているうちに、よい時間となったので米沢牛をいただくこととします!

観光マップにのっていた駅から歩いて2分ほどの、米沢牛郷土料理店「まるぶん」というお店に入ります。
和情緒豊かな落ち着いた店内
まだお昼前(朝?)ということでお客さんはほとんどいません。
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早速おすすめの米沢牛焼肉定食を堪能!
う~ん柔らかくて上品な牛肉の風味が広がります。
山菜、椎茸の和え物、お漬物、ひじきなど小鉢も充実しており大満足。
来た甲斐ありましたね~ご馳走様でした!

さて、お腹も満足ということで駅に戻りお土産を調達 そして、今後の動きを確認
福島方面に行こうと在来線ダイヤを見てみると、何と2時間以上も無いのです。
そう、ここ奥羽本線は山形新幹線が在来線の線路を使用しているため新幹線が在来線を兼ねている部分も大きいのです。
福島以降の在来線の接続等も考慮した結果、青春18きっぷユーザーの方からは邪道といわれるかもしれませんが、新幹線利用を決断!
もちろん福島までの一駅のみです。
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米沢発11時40分東京行 山形新幹線つばさ112号
山形新幹線乗車
これをつかえば東京に14時前に到着できますが、今回は18きっぷ使用であり特急の使用は厳禁
特急料金の他に莫大な乗車券料金が加算されてしまうためもちろん自粛
お隣の福島駅で途中下車です。
先ほども書きましたが山形新幹線は在来線区間を併用しているため、急勾配、急カーブの嵐、もちろん踏切もあるのです。
ものすごいスピードで山間を縫っていく感じですね。
福島に12時15分到着。
福島から普通列車を乗り継ぎ、ゆっくりと東京方面を目指します。

福島発12時20分黒磯行 東北本線普通2138M
福島での乗り換え時間5分
しかも新幹線から在来線ホームまではかなりの距離ということで急いで乗り込みます。
701系6両編成ロングシートです。
旅も帰路になってしまいました・・・

13時08分郡山に到着、なんとここで切り離し作業が!
6両のうち黒磯行は2両のみ
郡山で降客がいるものの、2両編成では短すぎます。
私も着席に失敗し、ぎゅうぎゅう詰の車内で立ちんぼです(泣)
郡山から黒磯間は無人駅が多数存在するためワンマン運転となるのです。
運転手が客の運賃清算を取り扱うため、降りる際には後ろに乗っている人でも近くのドアは開かず、一番前に行って運賃を支払わなければなりません
(路線バスのような感じですね)
しかしこの区間、地元の方や高校生などの利用が多く重要な足となっているのです。
私が乗った列車でも地元の高校生や高齢者が混雑した車内を大変そうに移動しながら前に移動している光景が多く見られました。
コスト削減のため無人駅化、ワンマン輸送が各地で当たり前のように展開されていますが、路線によっては混雑化を招き、車を使用することが難しい学生や高齢者などが利用しにくくなっている状況があり、時代に逆行した感も否めません。
鉄道輸送は公共性が高いものであり、JRと地元の自治体との連携による公共的な運用方法を今後、模索していくことが課題であると感じましたね。
ということで、私も郡山から黒磯までの1時間以上立ちっぱ・・・
まあ私の場合にはダイエットにいいかもOTL・・・
14時23分黒磯駅に到着。

黒磯発14時36分宇都宮行 東北本線普通1566M
足が棒のようになりながら乗り換えです。
今度はワンマンではないので両数も多く無事に着席することができました!
よかったよかった。
ゆっくりと栃木県最大の都市宇都宮へ列車は走り出します。
車窓も田園地帯から少しずつビルが多く見られるようになってきました。
あ~今回の旅も終わってしまうのかと感慨に耽っていると、車窓に「餃子の・・・」などの看板が!
電車は15時27分宇都宮に滑り込みました。
ここで途中下車、今回の旅のもう一つのめだま、餃子でございます。
宇都宮駅からすぐのお店に入ります。
さっそく普通の焼き餃子とここのお店の名物黒豚餃子なるものを注文
いただきま~す。
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パリパリ、アツアツ、中から肉汁が溢れ出します。
もちろん生ビールも!餃子とビールの相性は抜群ですよね。
普通の餃子と黒豚餃子の違いがいまいち分からなかったのは、まあよしとして、大満足です。
ご馳走様でした!
駅でお土産を調達し一路宇都宮線で大宮を目指します。

宇都宮発16時57分上野行 宇都宮線普通1270Y
旅もいよいよ終盤です。
餃子も食べてパワーアップしたのですが、朝からの乗り換えの嵐、途中の混雑と立席で少々疲れ気味
ということで宇都宮からグリーン車利用です!
あまり知られていませんが、18きっぷでグリーン車指定席は乗れませんが、自由席はグリーン券を購入すれば乗れるのです(豆知識ね)
やはりグリーン車は快適、車内販売(グリーン車のみ)もあります。
コーヒーを飲みながら今回の旅を振り返る、幸せです・・・
のどかな田園地帯の広がりと宅地開発の光景が交差する車窓を眺めながら列車は18時19分ゆっくりと、大宮駅に入線・・・
大宮から埼京線、武蔵野線を利用し自宅へ・・・
お疲れ様でございました!

今回、列車の接続の都合上予定していた温泉には寄れなかったのが残念・・・
次回は温泉をメインに行程を立案したいですね。
来月8日にはSLの旅が控えております。これもまた楽しみ・・・
by kokubu-takumi-5 | 2007-03-26 00:00 | 旅レポート | Comments(0)


旅好きベーシスト国分巧


by kokubu-takumi-5

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